賃貸契約の流れを簡単にまとめてみました
これから賃貸物件を契約するあなたのために、契約から入居までの流れについて簡単にまとめてみました。
賃貸物件を決めてから実際に入居するまでには、数々の手続きが発生します。
各種手続きを忘れるとあとで面倒なことになるので、引越しをスムーズに済ませるためにもひとつひとつ確実にこなしていきましょう!
1.不動産屋で物件の紹介を受ける
まず最初に不動産屋さんへ行って、希望条件に合った物件の紹介を受けます。
下見したい物件が決まったら、不動産屋のスタッフと一緒に実際に物件を見に行って確認します。
そのときスタッフの運転する車で行くのが大半ですが、都会などでは近場の物件は自転車で見に行くこともあるようですね。
昔、私が田舎で物件を探したときは繁忙期でスタッフが出払っていたため、物件のカギを渡されて自分で見に行ったこともありましたが、あくまで特殊な例かもしれません。
そして気に入った物件が見つかったら不動産屋に戻って契約書を書き、入居審査に通れば契約成立となります☆
その際、仲介手数料や契約金(敷金・礼金・前払い分の家賃など)を支払います。
2.入居予定日を再確認
不動産会社での契約が成立したあとは、大家・または管理人さんの方に入居日の確認をとりましょう!
契約日から入居できますが、契約済といっても特に学生向け物件の場合、春の引越しシーズンは出て行く予定の住人がまだ住んでいる時に契約している場合もあります。
前の住人が出て行った後も部屋のリフォームやクリーニング作業が入りますので、必ずしも予定通り入居できるとは限りません。
契約時に部屋が即入居状態でなかった場合は、引越し当日に入居可能状態になっているかきちんと確認すべきです。
なお家賃は契約日から発生しますので、契約の日にちは余裕を持っておいた方がいいかもしれません。
3.引越しの段取り
入居日が確定したら、引越し業者の選定と段取りをします。
特に春の引越しシーズンは大変混み合うので、なるべく早めに見積もり・予約を入れておきましょう!
一人暮らしの引越しといっても業者によって料金はまちまちなので、できれば見積もりは3社くらいは出してもらった方がいいかもしれません。
引越し業者が決まり、引越しの段取りが済むと業者がダンボール等の梱包資材を調達してくれますので、さっそく荷造りに取り掛かりましょう。
4.電気の開通・ガスの開栓連絡
電気の開通やガスの開栓の日にちも、事前に事業者へ忘れずに連絡しておきます。
電話かインターネットで名前と住所と連絡のとれる電話番号を伝えるだけでOKです。
もし引越し当日にガスの開栓に来てもらう場合は、なるべく引越し業者が引き上げたあとの時間帯を指定した方がバタバタしなくていいと思います。
これらの手続きをうっかり忘れると、引越し当日に電気が使えなかったりお風呂に入れないことになってしまいますのでご注意ください!
5.役所関係の手続き
引越しが確定したら、住所変更が必要になります。
住民票を引越し先に移す際は旧住所と新住所、両方の役所で手続きをしなければなりません。
引っ越してから慌てなくて済むよう、引越し前に必ず役所に行っておきましょう。
その他の役所関係の手続きは別記事を参考にしてください。
6.利用サービスの移転手続き
郵便物、電話回線やインターネットプロバイダー等も、住所が変わるときは事前に連絡を入れておかないといけません。
特に郵便物やネット関係の手続きは引っ越してからでは遅いので、必ず引越し前に済ませておくべきです。
いまはインターネット上で変更手続きが完了するものが多いので、別記事を参考に忘れず行うようにしてください。
7.引越し → 新生活スタート
引越し業者に依頼する場合、引越し日が決まったら当日(または前日)に業者に荷物を積みに来てもらいます。
特に中小引越し業者は常にトラックを稼働させないと業務効率が悪くなるため、引越し先が近場の場合は引越し当日に積み込んで降ろすのが一般的です。
荷物の送り出しと引き受けを自分一人で行う場合は、荷物の積み込みが終わったら先に引越し先に移動して、引越し業者が到着するまで待機しておきましょう。
もし当日初めて物件に行く場合は、入居する部屋のカギを大家か管理人、または不動産会社から受け取っておく必要があります。
無事に引越しが終了したら、いよいよ新生活のスタートです!
引越し当日に電気が使えるようになっているかの確認もしておこう。
まとめ
物件探しから引越しまでの流れをザッと書いてみましたが、いかがでしたか?
何かとやることが多くて大変ですが、やり残しがないようひとつひとつ片付けていきましょう。
一人暮らしが初めての方もこの流れを頭に入れて、新生活をスタートさせてくださいね!