引越し時の手続きを簡単にまとめてみました
初めて引越しをするあなたのために、手続きしないといけない事柄をまとめてみました。
引越し時はやることがたくさんあって面倒ですが、住所を移す以上、役所関係の手続きは避けては通れません。
また住所が変わる場合、引越し前にあらかじめやっておかないといけない手続きはたくさんあります。
ここでは「引越し前後」にやっておくべき手続きをリストアップしましたので、ご参考ください!
役所関係の手続き
まずは、役所に出向いてする手続きのリストです。
普段あまり役所に行くことはないと思いますが、だいたいどこの役所も待ち時間が長くなりがちです(^_^;)
人口の多い地域なら半日は潰れることもザラなので、手続きは時間に余裕をもって行きましょう!
転出証明書の発行(引越し前)
住民票を引越し先に移す場合は、地域の管轄の役所へ行って「転出証明書」をもらいに行かなければなりません。
手続きの時には新住所を知らせなければならないので、新住所のメモと印鑑を忘れないようにしましょう。
国民健康保険の切り替え(引越し前)
国民健康保険に入っている方は、転出届けをする際に保険の手続きもするよう係員から指示されると思います。
保険証は転出届けをしても引越し先で転入届を出すまで日数がかかることを考慮して、しばらくの間(2週間くらい)は有効になっているはずです。
有効期限が切れた状態で病院にかかってしまうと、実費になる可能性もあるので気を付けましょう。
転入届の提出(引越し後)
引越し先に着いたら、今度は新住所の管轄の役所へ「転入届」を出します。
前住所の役所で転出手続きをしてから2週間以内に届けることとされています。
窓口で係員の指示に従って簡単な手続きを済ませば、晴れて新天地の住民となります。
マイナンバーカードの住所変更(引越し後)
ナンバー自体は変わりませんが、引越ししたらマイナンバーカードの住所も2週間以内に届け出て記載内容を変更します。
転入届を出す際に、一緒に手続きしましょう。
運転免許証の住所変更(引越し後)
運転免許を持っている方は、免許証の住所も変更しなければなりません。
免許証は新たに発行されるのではなく、新住所が手持ちの免許証の裏面に印字されます。
なお、免許証の住所変更は管轄の警察署で行います。
その時に住民票と印鑑と証明写真がいるので、転入届を出しに行ったついでに住民票も発行してもらいましょう。
役所手続きは一度で済ませよう!
役所関係の手続きは非常に面倒なので、二度手間にならないよう、とりあえず証明書類はすべて持っていたほうが安心かもしれません。
その他、親の扶養に入っている学生で住民票を移さない人は「遠隔地被保険証」を発行しておけば、離れた所に住んでいても病院にかかることができますよ。
加入サービス関係の手続き
あと、忘れてはならないのは各加入サービスの変更手続きです。
今はインターネット上で完結できるものも多いので、可能ならなるべくネットで手続きしてしまいましょう!
郵便物の転送届
郵便は転送手続きをしておけば一年間、旧住所に届いてしまった郵便物を新住所へ無料で転送してくれます。
転送手続きは近くにある郵便局でできますが、その際に本人確認と旧住所が確認できる証明書(運転免許証など)が必要となります。
郵便局に行けない場合はインターネットでもできますが、その場合は携帯電話かスマートフォンの電話番号を利用した本人確認が必要となります。
(外部リンク) 郵便局【転居・転送サービス】
電気・ガスの移転手続き
電気やガスは引越し先が同じ供給会社であれば、旧住所での供給のストップと新住所での開始を一度に頼めます。
また、支払い方法(口座引き落としなど)は住所変更のみで引き継がれます。
ただし、東京電力→関西電力のように供給会社が変わってしまう場合は、解約して引越し先で新たに加入手続きをすることになります。
なお、電気・ガスは自由化されましたので、引越しを機にお得な会社に乗り換えを検討するのもアリです☆
固定(加入)電話の移転手続き
固定(加入)電話がある場合は、加入している電話会社へ電話またはインターネットで連絡します。
NTTなら旧住所での回線の停止日と、新住所での回線開始日を伝えるだけでOKです。
地域が変わる場合、新住所を伝えると新電話番号の候補をいくつか提案されますので、その中から自分で選んで決めることになります。
なお今までの支払い方法(口座引き落としなど)は、住所変更のみでそのまま引き継がれます。
インターネット回線の移転手続き
自宅に固定のインターネット回線に加入しているなら、回線会社やプロバイダー等に引越しの連絡を入れましょう。
ただし、引越し先に今までと同じ会社の回線が導入されているとは限りません。
その際は、引越しを機会に別の回線業者に乗り換えることも検討しておきましょう。
地方銀行口座の解約手続き
地方銀行など、引越し先に支店やATMがない銀行口座は持っていても不便なだけです。
今後使う予定のない地方銀行の口座があれば、引越し前に解約しておきましょう。
なお、解約は口座を開いた支店でなくてもできるようなので、まずは近くの支店に行ってみましょう。
その点、郵便局やネット銀行は住所変更だけで全国どこでも使えるので、1つ持っていると何かと便利ですよ☆
(関連記事)引っ越しするなら早めにネット銀行へ乗り換えよう
退去時は原状回復が必要!
基本的に賃貸物件は退去時に原状回復(入居前の状態に戻すこと)が必要です。
部屋はあくまで家主のものなので、あまり勝手に室内をいじらないようにしましょう。
また、ちょっとマイナーなインターネット回線を利用していると、引越し先の住居に導入されていない場合があります。
賃貸物件はネット回線も退去時に原状回復が必要ですし、解約料がかかる場合もありますので、引越しが多い方はSoftBank AirなどのWifiルーターにすると便利ですよ!
まとめ
引越し時にやるべき手続きをリストアップしましたが、もし他にも思い当たることがあれば忘れないうちに済ませておきましょう。
特に遠くに引っ越す場合、引越し前にし忘れると後で面倒なことになるのでお気を付けください。
また引越しの際は、今までお世話になった部屋もなるべくキレイにして引き渡しましょうね!
(おすすめ記事)